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INTERVIEW

千春皮フ科クリニック 院長

美容皮膚科

渡邊 千春

シミが一つなくなるだけで自信が持てる!?

渡邊千春先生は、美容皮膚科という分野で、女性の肌に関するトラブルや悩みを解決する医療を提供されています。女性ならではの視点で医療に取り組む姿に迫りました。

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女性ならではの悩みを解決する医療

今までのご経歴をお聞かせください。

私は幼少期にアトピー性皮膚炎に苦しんでいました。アトピーの症状は見た目に現れますから、女性として気になるところです。自分のアトピーを解決したいという思いから、皮膚科医を目指しました。

大学病院で皮膚科を学んでいて感じたのは、もっと女性への配慮をするべきではないかということです。当時は皮膚科医も男性がほとんどでしたから、アトピー性皮膚炎やニキビなどで女性として気になるところも「病気じゃないから気にしなくていい」と言われたり、ある女性に現れた症状をほかの医師の前で紹介したりということがされていました。

私が研修を受けていたころ、美容皮膚科は一般の皮膚科に比べ、どこか軽んじられているところがあったように思います。私がかつてアトピーに悩んだように、男性医師からは「病気じゃない」と思われることでも、女性からすれば非常に気になり、悩んでしまうことが多い症状もあります。それを改善することが求められていると感じたのです。

昔も今も、肌に関する情報はいろいろな人が発信していますが、発信元が専門家でないものもたくさんあります。そのような情報は本当に安全とは言い切れないことも多いので、専門家の自分にやるべきことがあるとも感じていました。

その頃はレーザー治療なども始まったばかりでしたから、いろんなことを、時には独学で学んだりしながら身につけていきました。いろいろな病院でキャリアを積んだのち、ある病院に院長としてお呼びいただき、10年ほど勤め、そこでも多くの患者さんに学ばせていただいたあとでクリニックを開業し、現在に至ります。

医学が進歩し、美容皮膚科でも新しい治療法がどんどん出てきますが、新しいものがどれでもいいわけではありません。「自分自身と自分の家族に自信をもってできる治療を提供する」ことをモットーとしています。

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PROFILE

渡邊 千春

千春皮フ科クリニック 院長

渡邊 千春

1993年東京医科大学卒業後、東京医科大学皮膚科に勤務。板橋中央病院皮膚科 医長、東京医科大学皮膚科 助手を経て、2003年肌クリニック大宮 院長、2008年肌クリニック大宮 ベルビー赤坂 総院長。2012年9月埼玉県さいたま市に千春皮フ科クリニックを開院。

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